便利コマンドの覚書

 
tiutiu.net/ computer/misc/command.html
2007/6/16
共通した名前のファイルを消す

たとえば, 末尾が~のファイルなどをサブディレクトリも含めて消す。

$ find . -name '*~' -delete

rm '*/*~'の場合, 一階層したのディレクトリまでしか消さない。

大量コピー
xcopy /H /D /E /Y 送り側 受け側

Windowsでネットワーク越しに大量のファイルをコピーする場合に 使用。ネットワーク越しにコピーしてエラーが出たり, 隠しファイルも まとめてコピーしたり, リダイレクトすればログも取得できる。 上書きの確認のダイアログがでて止まることもない。

xcopyはWindowsのコマンド。/Hは隠しファイルも, /Dは日付が 新しいものだけ, /Eはディレクトリがなければ作成しサブディレクトリも含めて, /Yは上書き確認をしないの意味。

Shift-JISをutf8に変換

sjis.txtというShift-JISのファイルをutf8.txtに UTF-8で出力する。

$ iconv -f sjis -t utf8 -o utf8.txt sjis.txt

-oで指定しない場合, 標準出力に出力される。

ファイルの連結
コマンドプロンプトのcopyコマンド
C:\> copy /B src1.file +src2.file dist.file

src1.fileとsrc2.fileが連結されてdist.fileになります。 +でつなげればsrc3.file, src4.fileともっとつなげられます。

/Bをつけないと, ファイルの末尾に昔懐かしいファイルターミネータの 0x1Aがつきます。

cat
$ cat src1.file src2.file > dist.file

unixやcygwinなどで。

type
$ type src1.file src2.file > dist.file

Windowsのコマンドプロンプトのtypeコマンドです。 複数回に渡って結合するときは, copyなどと違い, >> dist.fileで追加 して行けば中間ファイルがなくてすみます。

数Gクラスの巨大なファイルを 扱うときは巨大ファイルの取り扱いに 関する覚書もあわせてご参照ください。


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